商品開発担当として長門市に来て1ヵ月くらいが経過したころ。

地元の方から面白い話を聞きました。

地「昔はこの辺の山を歩いてると“あかなば”がたくさん生えてたなー」

し「“あかなば”?なんですかそれ?」

地「知らねーのか、赤い“なば”のことだよ!笑」

し「“なば”ってなんですか?笑」

地「この辺ではきのこの事を“なば”って言うんだよ笑!あかなば、うまかったなー。最近全然見ないけど。見た目も良いし、味もいい。そうだ、商品開発担当なら、あのきのこ商品にしたらどうだ?

調べてみると、面白いことが分かりました。

まず“あかなば”の正式名称は

“ベニヤマタケ”

であるという事。

そして

ベニヤマタケ
ベニヤマタケは可食であり、日本では山口県において、「アカナバ」の地方名で古くから食用とされている。
※Wikipediaより抜粋

Wikiが山口県を名指しで紹介している、、、!

さらに調べると、、、

このきのこ

“山口県のきのこ”

に制定されていました

山口県のシンボル

突然ですが

皆様がお住いの

“都道府県のシンボル”

ご存知ですか??

山口県だとこんな感じです!

<県の花> 夏みかんの花
<県の木> アカマツ
<県の鳥> ナベヅル
<県の魚> ふく
<県のきのこ> ベニヤマタケ

各都道府県にある、これ。

条例等で制定されているもの、慣例として用いられているもの、様々らしいですが

・その地域が発祥のもの
・その地域で多く観測できるもの
・その地域独自のもの

“地域と密接にかかわっているもの”

が、多く採用されています。

面白い。

ベニヤマタケ、面白い。

商品化したい。

そんなわけで、役所の方にも手伝っていただきながら調べたところ、だんだんと分かってきました。

・20年前くらいまでは長門市内の山に沢山自生していたが、今では激減
・現在は「秋吉台」で観る事が出来る
・発生は3月~5月が多い
・県のきのこに制定されたのは1998年1月
・制定したのは“山口なばの会”

これは早速

“山口なばの会”に連絡してみよう!!

という事で、連絡してみたところ

運よく

「3月22日に、ベニヤマタケの観察会をやるから、参加したらどうですか?」

というお誘い!

ベニヤマタケ観察会

“山口なばの会”

は、民間団体で、サークルのようなもの。

20名程度の主要メンバーが中心になって活動していて

月に1回、山口県各地で観察会を行っているそうです!

この日は、8人が参加。

まずは

1時間程度かけて、散策&観察会!!

※各々、きのこを探します!曇りでしたが、秋吉台、気持ちよかったです!
※野焼きで焼かれてしまっていますが、、、これがベニヤマタケ!!
※今年は、去年に比べて圧倒的に発生数が少ないとの事
ツバキキンカクチャワンタケ
ハルハラタケ
ホコリタケ
※撮影が本格的!!

野焼きの後の秋吉台。

独特な風景が広がる中での観察会は

歩いているだけでも気持ちがよく、最高でした!

皆様のお話を聞きながら歩いていると

当り前ですが、皆様、きのこに詳しい、、、!!

残念ながら、ベニヤマタケ

今年は発生数が非常に少ない

とのことで、あまり見られませんでしたが

よくよく目を凝らしてみると

足元には色々なきのこが!!

普通に生活していたら、絶対に知ることが無かったであろう、様々なきのこ達に出会えました!

散策の後は

発見したきのこを持ち寄り

考察会

※全然知らないきのこばかり、、、

さて、肝心の、ベニヤマタケの商品化についてですが、、、

結果から言うと

難しいだろう

とのお話でした。

大きな理由は2つ。

・近年、発生数が非常に少なく、商品化するほどの数が無いこと
・きのこの種類的に、人工栽培が非常に困難なきのこであること

きのこの専門家がそうおっしゃるなら諦めるしかない、、、

そんなわけで、少々悔しい結果に終わりましたが、非常にいい経験が出来ました!

6月は、長門で観察会を行うとの事なので

参加してみようかなと思います!!

奥深き、きのこの世界。

shinya