自分のお店をつくりたい

~独立、開業、起業~

きっと多くの料理人が一度は考えると思います。

自分のお店を持ちたい
自由に料理を作りたい
お金を稼ぎたい


私も、その願望があります。

35歳までに自分のお店を作りたい

自分でお店を持つって楽しそうだし、なにより、カッコイイじゃないですか。
憧れがあって。

東京都内にお店作って、友達を呼んで、、、、。

24歳で料理人になった時からずっと考えていました。

そして、30歳になり、本気でそれを考え始めた時、気付いたんです。

「よく考えてみると、お店を出すって別に難しくないのでは、、、?」

なぜかというと、飲食店の開業においては

資格も技術も経験も必要ないんです。

(厳密には必要な資格もありますが、簡単にとれます)

私が思うに、必要なのはたった2つ。

お金と勇気”

これだけなんです。

しかも、開業資金に関しては妥協すれば随分安くなる。
東京都内での開業を考えたとしても

・今流行りのキッチンカーにすれば、中古の小型なら100万円くらい~
居抜の店舗で内外装そのままで使えれば、500万円くらい~

金額によってはハードルが高くなりますが、
クラウドファンディングで開業資金の一部を集める方法も。

運よく事業継承できたり、お金を出してくれる方と巡り合えたりすれば
必要なのは勇気だけ!

正直な話

「自分にもできそう」

そう思いました。

しかし、色々なことを調べ、行動していくうちに、現実と理想のギャップに気付かされることになります。

この投稿では

何故、私は、憧れの東京都内で開業せず
地方に移住することに決めたのか

その詳細を書かせて頂きます。

~店舗への理想と地方起業への興味~

<店舗への理想>

夢は、思い描いているときが一番楽しい。

起業について考えはじめると
沢山の理想が湧いてきました。

「席は30席くらい」
「駅から徒歩10分圏内」
「地上階」
「カウンターキッチン」
その他諸々

“最初の店舗はできるだけ理想のカタチにしたい”

もちろん、そう考えました。

なんにせよ、まずは物件から
私の中で“キッチンカー”は選択肢に無かったので、“居抜物件”で検討。
物件探しに利用させて頂いたのはこちら

ABC店舗
飲食店居抜専門の不動産会社。
驚くほどの物件数。
格安の物件も、もちろんあります。

しかし、見れば見るほど思うのです。

記念すべき1店舗目。
貯金を全て使って始める人生の分岐点

できる限り理想の店舗をつくりたい、、、、
妥協して失敗したら絶対後悔する、、、、

さて私のふところ事情はというと。

貯金:約300万円
(少ないですが、これでも、一生懸命貯金したんです、、、)

多くの先輩方が開業資金の融資を受けている

日本政策金融公庫
( 自己資金の2倍程度の金額を融資してもらえる可能性が高いです )

融資見込み
約600万円

ということで、

開業資金
約900万

東京都内で、この開業資金。

全然、理想の店舗はつくれませんでした。

・賃料が月30万円の物件でも、300万円程度の保証金が必要です
( 多くの物件で、契約時、賃料10ヵ月分程度が保証金として必要になります。 )
・居抜とは言え、什器もある程度買う必要があります
・お店が軌道に乗るまでの運転資金も必要です
・従業員を雇わなくても、自分が生活するお金が必要です

立地、階層、外装、内装
様々な点を妥協する必要もあります。
その妥協は、失敗するリスクと隣り合わせで
失敗したときの後悔は計り知れません。

約80,000の飲食店が
しのぎを削る東京都

妥協して生き残れるほど甘くはない。

そしてなにより

600万円の融資は、かなりの勇気が必要です


<地方起業への興味>

開業へ向けた動きが一向に進まず、悩んでいた頃。
ゼミナールの同窓会がありました。
私の所属していたゼミは“地域経済”を研究するゼミだったんです。
飲み会の最中、教授が言いました。

「地方起業して、地域を盛り上げるような店をつくったらいいじゃないか」

都内近郊での開業ばかり考えていた私にとって、思いつきそうで思いつかなかった新しい視点

“おもしろそう”

人生の分岐点、何がきっかけになるかわかんないもんです。

地方起業について調べてみると
魅力が沢山あることがわかりました

支援金がもらえる
開業資金が安く済む
ランニングコストが安い
課税免除措置など、優遇を受けられる場合もある
・求められている
空き店舗が多く、事業者が少ない)
・地方ならではの、魅力的な食材が安価に仕入れられる

特に魅力的なのが“支援金”

起業支援金・移住支援金
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/shienkin_index.html

簡単にまとめると、以下に当てはまる人は

最大で300万円

支援金が受け取れるんです!

・移住直前に、連続して5年以上、東京圏に在住し、かつ、東京23区に通勤していた
・東京圏以外の道府県において、社会的事業の起業を行う

東京都内と比べると、圧倒的に開業資金が抑えられる地方。
さらに支援金も受け取れる。
ふところ事情にまつわる問題は、一気に解決です。
単純な考えですが

理想に近い店舗がつくれる可能性が高い

~地方起業にまつわる問題~

もちろん、いいことばかりでは無く、、
地方起業には問題もあります。

競合は少ないが、商圏が狭く参入が難しい
・従業員を雇う場合、人材の獲得に苦労する
・田舎で飲食店を開業して、お客さんは来るのか
・そもそも、場所はどこがいいのか
(私のようにIターンの場合)

飲食店である以上、よほどの観光地でない限りは、地元の方々に日々利用して頂かないと商売になりません。
物件情報や業者の情報など、公になっておらず、地元の方々しか知らない事も多々あります。
そうです。
UターンやJターンではなく、私のようなIターンの場合、一番困るのは

“人脈が全く無いこと”

なんです。
デメリットの多くはこれが原因。
そして、すぐに解決できる問題では無い。

再び暗礁に乗り上げた起業。
しかしここで、
問題解決の糸口
となる、ある制度と出会います。
それが

【地域おこし協力隊】

なんです。

次回の投稿では、

地域おこし協力隊との出会い

について書かせて頂きます。

shinya

著者
shinya

shinya

大学卒業後、2年半の旅行会社経験を経て料理人に。 35歳までに起業することを目標にして過ごす中で、学生の頃に学んだ【地域振興】に対する想いが膨らみ、32歳で地方移住。 現在、山口県長門市にて「地域おこし協力隊」として活動中。3年間の活動後の目標は、この地での起業。